症状と疾患case

ホーム >  症状と疾患 >  腰・背中の痛み >  腰痛(腰椎打撲傷)
  • 腰痛(腰椎打撲傷)

    治療・リハビリ前の状態

    ご利用者様:50代 女性

    腰椎打撲傷と診断された腰痛の症状についてのご相談。
    趣味であるゴルフを続けたいが、ゴルフスイングで反り腰になるため、ゴルフ後は腰痛が出やすいとのことで、再発予防のため腰に負担がかからないようにしたいとのご要望でした。

    治療・リハビリの内容

    • 腰部~両下肢後面にかけてのストレッチ・モビライゼーション(関節の可動域を広げたり、痛みを取り除いたりするトレーニング)
    • 筋力トレーニング:大殿筋、ハムストリングス、腸腰筋など 10回×2セット
    • 体幹トレーニング:3分~
    • 姿勢指導やゴルフスイング動作指導・練習
    • リハビリ前後のスイング動作

    • リハビリ後のスイング動作(横と後ろ)

    治療・リハビリ後の状況

    リハビリ初期の頃は右打ちのゴルフ動作(ダウン・スイング~インパクト)時に右股関節の伸展制限が認められ、反り腰増強により腰部へのストレスが増大していました。
    右股の関節が伸展できるよう、左股関節の内転運動を促す練習を行い、腰部への痛みは認められにくくなっています。

    治療・リハビリ担当者の声

    スイング動作で右脚から左脚への体重移動が出来ない場合は両腕で過剰に振るため、反り腰になり腰に負荷がかかりやすくなります。
    両腕で振ることを意識することにより、左脚で蹴りながらスイングするつもりで頑張りましょう。

    患者様からの声

    腰痛が酷くて体位変換も大変な時は、もうゴルフはできないのかな…と考えていました。
    なぜ痛みが出やすいのか、どういう姿勢をするのが良くないのか、詳しく説明されながらリハビリを行っていくので、日常生活でも気をつけるようになりました。
    そのため前より腰に痛みが出にくくなってきました。またゴルフのスコアも少しずつ伸びて嬉しいです。