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    運動時の足の裏の痛み

    治療・リハビリ前の状態

    ご利用者様：60代 男性

    ジムやランニングが趣味であるが、運動時に足の裏やかかとが痛くなるというお悩みのご相談でした。
    診断の結果、「足底腱膜炎(そくていけんまくえん)」の症状が認められ、リハビリを実施することとなりました。

    足底腱膜炎(そくていけんまくえん)とは：
    かかとからそれぞれの指の付け根に膜のように広がっている靭帯性の「腱」を「足底腱膜」といい、そこが炎症を起こし、歩行時に足の衝撃を十分やわらげることが出来なかったり、踏み返し動作がしづらくなったりする症状のこと。

    治療・リハビリの内容

    1. 足関節の可動域を広げ、痛みを和らげる治療
    2. 下腿三頭筋のストレッチ
    3. 後脛骨筋・前脛骨筋のトレーニング
    4. 足趾外転・屈曲の可動域訓練
    5. バランス練習
    6. 姿勢や歩行動作の指導

    治療・リハビリ後の状況

    足関節の可動域が大きくなり、痛みの頻度はかなり減少してきており、リハビリは順調です。
    現在は激しい運動を控えていただいているため、症状は落ち着いていますが、まだ大きくは改善していないため、再び運動を始めた際に痛みが出現しないよう、予防を行っていく必要があります。

    治療・リハビリ担当者の声

    痛みが再発しないよう、今後も引き続き運動前後に下腿三頭筋の痛みの予防や改善を行うハムストリングスのストレッチを行い、運動中の姿勢も意識していくことをおすすめします。

    患者様からの声

    最初の頃と比べると痛みも減って調子いいです。
    運動が好きなのでまたランニングやジムのスタジオでトレーニングをしても痛みが出てこないようにもう少し頑張りたいです。