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野球による足疲労骨折
治療・リハビリ前の状態
患者様:19歳 男性
野球サード右投げ左打ちの患者様。野球練習後に右第1趾足底部に疼痛が出現。荷重痛も見られ、当日に当院を受診。
治療・リハビリの内容
【リハプログラム(初期)】
• 運動制限指導(走り込みの制限やスクワットなどの高負荷トレーニングの制限)
• 免荷状態での足趾、足関節運動
• 関節可動域訓練
• 物理療法
• テーピング指導【リハプログラム(中期)】
約1週間の荷重制限と運動制限にて疼痛が軽減。競技復帰を目指し、荷重開始と軽負荷でのスクワットなどのトレーニングを再開。
• タオルギャザー等の足趾運動
• スクワット(ハーフから開始)
• バランストレーニング【リハプログラム(最終)】
約1週間後、疼痛消失にて競技復帰完了となる。
繰り返しの捻挫歴が有り、足関節の不安定性もみられていることから、再発予防と傷害予防を含めた下記トレーニングを開始。
• トレッドミルでの速度インターバルトレーニング(緩急を加えたトレーニング)
• フロントランジやバランスボールを使用したバランストレーニング、体幹トレーニング
• マシンを使用した筋力強化トレーニング-
テーピングによる幹部の固定の前後写真①
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テーピングによる幹部の固定の前後写真②
治療・リハビリ後の状況
受傷から約4週で疼痛消失、パフォーマンスの向上が図られ、競技への完全復帰が可能となりリハビリ終了となりました。
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治療・リハビリ前のレントゲン写真
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治療・リハビリ後のレントゲン写真
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