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    右膝の関節痛(関節水腫)

    治療・リハビリ前の状態

    ご利用者様:40代 女性

    右膝関節の痛みが強く、膝を伸ばせない・深く曲げられない・階段の昇り降りが大変な状況で、仙台・長町にある浅沼整形外科を受診したところ、右膝関節水腫と診断されました。

    治療・リハビリの内容

    初期段階では炎症により水腫が溜まり、膝関節伸展-5°・屈曲90°程度で疼痛が出ている状態でした。
    炎症を悪化させないよう注意しながら可動域訓練を始め、膝の制限が残らないよう治療およびリハビリプログラムをスタート。
    膝への負担を減らしていけるよう、体幹や下肢全体の筋力訓練も実施しました。

    1. 膝関節可動域を広げるリハビリ訓練
    2. 膝蓋骨・膝蓋支帯のモビライゼーション
      (曲げにくかったり、伸ばしにくい関節の動きを改善する治療)
    3. 四頭筋セッティング
      (膝関節の前面にある大腿四頭筋の筋力を強化するトレーニング)
    4. ヒップリフト・スクワットなどの筋力トレーニング
    5. テーピングにて膝・下腿の制動
    6. エルゴメーター(有酸素運動を行うための器具)でのトレーニング

    治療・リハビリ後の状況

    治療・リハビリの結果、徐々に疼痛は減り、歩行や階段の昇降も問題無く行えるようになりました。

    治療・リハビリ担当者の声

    膝の一時的な炎症による疼痛が出ていましたが、下肢の筋力低下による持続的なストレスにより引き起こされて出現した疼痛だと考えられます。
    疼痛が引いた後も運動を習慣づけ、再発予防を行うことで、将来変形性の膝関節症などのリスクを減らしていけると考えます。

    患者様からの声

    痛みを減らす対処療法だけでなく、根本の原因から治せるように訓練や指導を行ってくれたので、日常生活から色々と身体に気をつけて生活できるようになりました。